国は選定過程説明を 指定廃棄物の処分場問題で要望 村井宮城知事

(2012-10-30 11:41 時事通信配信)

宮城県村井嘉浩知事は30日、環境省長浜博行環境相を訪ね、東京電力福島第1原発事故で放射性物質
汚染された「指定廃棄物」の最終処分場の候補地について、選定過程を丁寧に説明し段階的に合意を形成す
ることなどを求める文書を提出した。
文書は、県内の市町村長を集めた25日の会議で、処分場設置は県内1カ所とすることで合意したと報告。その
上で、受け入れ地域の振興策のほか、国有林に限らず県有地なども検討対象に含めるよう求めた。