休止中の米原発で警戒宣言 高潮で取水口水位が上昇

(2012-10-30 13:27 時事通信配信)

【ニューヨーク】米原子力規制委員会(NRC)は29日夜、ニュージャージー州東部のオイスタークリーク
原子力発電所で、冷却用水の取水口付近の水位が異常に上昇したため、警戒宣言が出されたと発表した。
ハリケーンに伴う高潮が原因で、警戒宣言は4段階あるNRCの対策レベルの下から2番目。
ただ、同原発は現在、定期点検のため休止中。潮位も今後数時間で低下に向かうとみられているという。