高萩市長、反対署名呼び掛け  処分場候補地選定で 茨城

自治体の首長自ら署名運動を呼びかけるとは極めて異例のことです。それだけ危機意識が強いのでしょう。確かに
食品選びのための都道府県別セシウム降下量の記事中のデータでも茨城県は突出していますから、これ以上汚染源
となる可能性のあるものは地元として避けたいだろうと推察します。

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(2012-09-28 21:48 時事通信配信)

茨城県高萩市は28日、東京電力福島第1原発事故の影響で県内で発生した放射性セシウム濃度が1キロ当たり8000ベクレル超
の「指定廃棄物」をめぐり、環境省が市内の国有林野を最終処分場の候補地に選定したことについて、住民に経緯などを説明
した。草間吉夫市長は「(国に)声を届けるためには具体的な形が必要」と述べ、処分場建設に反対する署名活動を呼び掛けた。
草間市長は、処分場建設により市の自然環境への影響や風評被害が心配される点などを挙げ、「反対理由しか見つからない」
と改めて強調。集まった約200人の住民からは「テレビで市長の『断固反対』という声を聞き、思わず拍手を送った」「絶対反対。
到底受け入れることはできない」といった声が上がった。

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