1号機格納容器内を撮影 東電、事故後初めて

(9/27 23時54分 共同通信配信)

東京電力は27日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器内に内視鏡を入れて撮影した映像を公開した。事故後、東電
が1号機格納容器内を撮影するのは初めて。東電は今後、格納容器内部を小型カメラなどで調べる準備のため、容器
底部から高さ約8.5メートルの壁面にある配管付近から内視鏡を入れた。格納容器内部は、この配管の内側にあった
厚さ7.6センチの鉛板がなくなったり、瓦礫が散乱したりしていた。東電は10月から小型カメラを内部に入れ、た
まっている水の状況や、空間放射線量などを調べる。