2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

福島原発の労働環境改善 同友会セミナーで講演 東電社長

(07/17 19:27 時事通信配信)東京電力の広瀬直己社長は17日、福島県郡山市で行われた経済同友会夏季セミナーで講演した。事故のあった福島第1原発では、 マスクや防護服の着用を強いられるなど作業員の過酷な労働環境が問題になっている。広瀬社長は「少しで…

活断層「否定できず」 志賀原発で評価書案 規制委調査団

(07/17 19:53 時事通信配信)原子力規制委員会の専門家調査団は17日、北陸電力志賀原発1号機(石川県)の重要施設下に活断層がある可能性を否定できないとする 評価書案を提示した。原発の新規制基準は活断層の上に重要施設を設置することを認めておらず、1号…

非常発電機の部品落下 配管変形、怪我人なし もんじゅ

(07/17 20:52 時事通信配信)日本原子力研究開発機構は17日、停止中の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、非常用ディーゼル発電機の点検中に部品が 落下したと発表した。下にあった潤滑油配管が変形したが、油は漏れず、怪我人もなかった。機構による…

<福島第1>作業員の国保滞納増加 復興庁

(7/17 12:09 共同通信配信) 東京電力福島第1原発の廃炉や除染に従事する作業員の滞在拠点となっている福島県広野町で、作業員の国民保険税滞納が増加して いるとして、復興庁は17日、宿舎を設置しているゼネコンなど元請け業者に口頭で注意した。町と関連企…

学校汚染土、初の搬出 中間貯蔵に試験輸送 福島

(07/18 15:20 共同通信配信)東京電力福島第1原発事故後に福島県内の除染で出た汚染土を保管する中間貯蔵施設(大熊、双葉両町)への試験輸送で、環境省は18日、 棚倉町立社川小学校で保管している汚染土など約1500立方メートルの搬出を始めた。児童の夏休み…

解体準備作業を2カ月ぶり再開 福島原発1号機の建屋カバー

(7/18 16:49 共同通信配信) 東京電力は、福島第1原発1号機で中断していた原子炉建屋カバーの解体に向けた準備作業を2カ月ぶりに再開した。28日ごろには屋根 パネルの取り外しを始める。作業計画では建屋を覆うカバーを全て解体し終えるまでに1年半程度かかる…

原電、廃棄物埋設計画を提出 住民説明会を検討

(7/16 11:23 共同通信配信)日本原子力発電は16日、国内の商業用原発で最も早く廃炉作業が進められている茨城県東海村の東海原発で、作業で発生した 放射性物質濃度が極めて低い廃棄物(L3)を敷地内に埋設するため、原子力安全協定に基づく計画書を茨城県と…

汚染雨水、また外洋に 福島第1、排水路から 東電

(07/16 12:35 時事通信配信)東京電力は16日、福島第1原発で放射能に汚染された雨水が、排水路を通じて外洋に流れ出たと発表した。雨量の増加で、流出防止のため に排水路に設置していたくみ上げ用ポンプの容量を超え、雨水があふれ出たという。東電は、海水…

国、四電、県の説明の場要望 伊方原発30キロ圏5市町 愛媛

(07/16 16:23 時事通信配信)原子力規制委員会が事実上の合格証となる審査書を決定した四国電力伊方原発3号機の半径30キロ圏にある5市町の首長が16日、 愛媛県庁で中村時広知事と面会し、再稼働に当たっては、国や四電、県による説明の場を設けることなどを要…

「原発活用」鮮明に 最大22%、再生エネは倍増 電源構成を正式決定・経産省

(07/16 18:31 時事通信配信)経済産業省は16日、2030年度の最適な電源構成(ベストミックス)を正式決定した。現在ゼロの原発比率を20〜22%とすることが柱。 原発の再稼働を進めたり、原則40年の運転期間を延長したりすることが前提で、原発を重要なエネルギ…

高濃度の放射性物質検出 汚染雨水流出の排水路 福島第1

(7/16 21:00 時事通信配信)東京電力福島第1原発で汚染された雨水が排水路からあふれ、外洋に流出した問題で、東電は16日、この排水路で採取した水から 高濃度の放射性物質が検出されたと発表した。雨が降ると濃度が上昇する傾向にあり、東電は土砂の流入が原…

伊方3号機、審査書決定 3例目、再稼働年明け以降か 規制委

(07/15 11:36 時事通信配信)原子力規制委員会は15日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)について、再稼働の前提となる新規制基準に適合すると認めた審査書 を正式決定した。事実上の合格証で、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)、関西電力高浜原発3、4号…

四電「安全確保に努力」

(07/15 14:26 時事通信配信)四国電力は15日、伊方原発3号機の再稼働の前提となる審査で、原子力規制委員会が適合と認める審査書を決定したことを受け、 「安全確保に不断の努力を重ねていく」などとするコメントを発表した。

伊方審査書に異議申し立てへ 訴訟原告「安全担保でない」 松山

(07/15 14:42 時事通信配信)四国電力伊方原発3号機の審査書が正式決定されたことを受け、再稼働差し止め訴訟の原告が15日、松山市内で記者会見し、原子力 規制委員会に近く異議申し立てを行う考えを示した。「伊方原発をとめる会」の和田宰事務局次長(63)…

地元同意、焦点に 周辺市町「意見聞いて」 四電、戸別訪問で説明・伊方原発

(07/15 14:53 時事通信配信)原子力規制委員会は15日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について事実上の合格証となる審査書を決定した。再稼働 に向け、今後は地元自治体の同意に焦点が移る。伊方町と愛媛県は国の説明や安全確保を条件に同意するとみ…

愛媛知事「国の方針引き出す」 伊方原発、再稼働は「白紙」

(07/15 18:08 時事通信配信)四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の審査書が正式決定されたことについて、同県の中村時広知事は15日、県庁で四電の 佐伯勇人社長から報告を受けた。中村知事は会談で「今後、国から何らかのアクションがあるだろう。その中…

カバー解体、28日再開 1号機建屋 福島第1

(07/15 19:57 時事通信配信)東京電力は15日、福島第1原発1号機原子炉建屋を覆うカバーの解体作業を28日ごろに再開すると発表した。放射性物質の飛散を 防ぐため、建屋の開口部をふさいでいた仮設設備のずれが5月に判明。カバーの取り外し作業を延期したが、…

セシウム除去ブロック開発 近畿大

(7/13 19:58 共同通信配信)近畿大産業理工学部(福岡県飯塚市)の荒川剛教授らのチームは、汚染水の中の放射性セシウムを取り除くコンクリートブロック を開発したと13日、発表した。チームによると、セシウムはブロックの内部に閉じ込められ回収しやすくな…

格納容器のロボット調査延期 福島第1、準備作業進まず 東電

(07/13 20:18 時事通信配信)東京電力は13日、8月に予定していた福島第1原発2号機格納容器内のロボットによる調査を延期すると発表した。ロボットの投入口 となる配管付近での準備作業が思うように進まず、遅れる見通しになったため。7月末までに新たな日程を…

2号機ロボ調査9月以降に、福島 遮蔽ブロック撤去難航

(7/13 21:56 共同通信配信)東京電力は13日、8月に予定していた福島第1原発2号機の溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)のロボットによる調査を延期すると 発表した。ロボットを出し入れする格納容器の貫通口を覆うブロックの取り外しが難航しているためで、9月以…

九電、川内1号の再稼働手順説明 トラブル5段階で対応

(7/14 13:17 共同通信配信)九州電力は14日、川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働までの作業手順などについて報道陣に説明した。想定されるトラブルを 事態の深刻度に応じてレベル0〜4に分類。起動した原子炉を止める場合もあるとしている。この日は…

関西電力、廃炉作業「地元と共生」 6月新設、技術センター

(7/15 18:15 共同通信配信)関西電力が美浜原発1、2号機の廃炉作業を着実に進め技術開発するため、6月に新設した「廃止措置技術センター」の藤井大士(たけし) 所長が13日、福井県美浜町の原子力事業本部で記者会見した。藤井氏は、加圧水型軽水炉(PWR)の…

原子力規制委、伊方3号機合格へ

四国電力伊方原発。手前が3号機 5月、愛媛県伊方町 (7/13 18:59 共同通信配信)四国電の伊方原発3号機合格へ。原子力規制委「審査書」15日正式決定。川内、高浜に続き3例目。

伊方原発に異常確認されず

(7/13 03:55 共同通信配信)気象庁によると、13日午前2時52分ごろ、大分県南部で震度5強の地震があった。四国電力などによると、震度4を観測した愛媛県伊方町の伊方原発では地震による異常は確認されていない。

原発2号機トレンチ穴埋め完了 汚染水の海洋流出止める

(7/10 22:23 共同通信配信)東電は10日、福島第1原発2号機の海側にあるトレンチ(電源ケーブルなどが通る地下道)をコンクリートで埋める作業をおおむね 完了したと発表した。東電の担当者は「2号機建屋とトレンチを遮断できた」と話し、建屋の高濃度汚染水が…

福島廃炉、100人態勢で支援 日本原電の村松社長

(7/11 02:00 共同通信配信)原発専業の日本原子力発電の社長に6月末に就任した村松衛氏(59)が10日、共同通信のインタビューに応じ、東京電力福島第1原発の 廃炉支援をめぐり、派遣する社員を7月から40人増やし、100人態勢にしたことを明らかにした。「福島…

新興国で原発運営支援 廃炉も新収益源に 日本原電社長

(07/11 02:01 時事通信配信)6月に就任した原発専業の日本原子力発電の村松衛社長は10日、インタビューに応じ、老朽化した他社の原発の廃炉支援など、新たな 収益源の確保に全力を挙げる考えを示した。海外事業では、ベトナムなどの新興国で原発運営の支援を…

室内で手軽に砂遊び 安全性も売り、新商品続々

(7/11 15:51 時事通信配信)家の中で砂遊びが簡単にできるおもちゃの砂が人気だ。天然の砂より固めて形を作りやすく、衛生面での不安がないことが売りだ。 輸入品が先行したが、国内で加工する製品も登場し、売り場はにぎわいを増している。バンダイが9月に発…

原発複合災害に不安、愛媛・伊方 避難受け入れ整わず

(7/11 17:52 共同通信配信)四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の半径30キロ圏にある愛媛、山口両県の8市町のうち7市町が、原発事故と地震や津波が同時 に起き道路や港が使えなくなる「複合災害」を防災上特に不安と考えていることが、共同通信が11日まで…

原発30キロ圏外自治体も支援を 脱原発をめざす首長会議

(7/11 19:00 共同通信配信)現職、元職の市町村長らでつくる「脱原発をめざす首長会議」は11日、都内で集会を開き、原発事故時の住民避難などの対策に 自主的に取り組む、原発から30キロ圏外の自治体への支援を求める緊急アピールをまとめた。近く原子力規制…