2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ヨウ素剤132万錠未配備 県職員が購入怠る 新潟

(04/22 22:21 時事通信配信)新潟県は22日、国の原子力災害対策指針に基づき、東京電力柏崎刈羽原発から10〜30キロ圏内に配備が 定められている安定ヨウ素剤132万6000錠が、40代男性職員のミスにより未配備だったと発表した。県医務薬事課によると、男性職…

40歳以上分もヨウ素剤購入せず 新潟県の追加配備計画

(4/23 05:35 共同通信配信)新潟県が東京電力柏崎刈羽原発(同県)から10〜30キロ圏に安定ヨウ素剤を配備していなかった問題で、 原発から30キロ圏内の40歳以上を対象に3月末までの追加配備を計画していたヨウ素剤も購入していな かったことが23日、県への…

「深くおわびしたい」 ヨウ素未配備で泉田新潟県知事

(04/23 13:03 時事通信配信)新潟県の泉田裕彦知事は23日の記者会見で、国の原子力災害対策指針で東京電力柏崎刈羽原発から 10〜30キロ圏内に配備が定められている安定ヨウ素剤が職員のミスで配備されていなかった問題に ついて、「誠に遺憾で、深くおわび…

火山対策、再考求める 川内原発の安全審査 規制委

(04/23 19:49 時事通信配信)原発再稼働の前提となる安全審査で、原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理は23日、優先的に審査を 進めている九州電力川内原発(鹿児島県)の火山噴火対策について「より慎重な検討が必要だ」と述べ、 九電に再考を求めた。同…

おもな放射性物質の主要乳製品への移行割合

(作成:今中哲二氏)上の画像は、全乳及びそこに含まれるストロンチウム90、セシウム137、並びにヨウ素131 を100としたときの、全乳から作られる乳製品への移行割合を示したものです。製品名の直下にあるカッコ内が乳製品の歩留まりをあらわし、さらにその…

5月下旬に帰還判断へ 早期解除に慎重意見も 福島・楢葉

(4/21 23:00 時事通信配信)東京電力福島第1原発事故で、ほぼ全域が避難指示区域に指定されている福島県楢葉町は21日、多くの 住民が避難する同県いわき市で町政懇談会を開催した。松本幸英町長は、住民や議会の意見を聴いた上で 5月下旬に帰還の可否を決め…

英国から返還核廃棄物が青森到着 5電力計132本

(4/22 10:04 共同通信配信)日本の原発で使い終わった核燃料の再処理委託に伴い、英国で発生した高レベル放射性廃棄物を積んだ 輸送船が22日朝、青森県六ケ所村のむつ小川原港に到着した。2010年3月に始まった英国からの返還は4 回目。廃棄物はガラスと混ぜ…

陸地さかのぼる津波再現 原発設備の強度評価 電中研が新実験施設・千葉

(04/22 17:51 時事通信配信)東日本大震災の津波で全電源を喪失した東京電力福島第1原発事故を踏まえ、原発の防潮堤やガスタンクの 強度、扉の密閉性などを評価できる大規模な津波実験施設を電力中央研究所が千葉県我孫子市内に完成させ、 報道陣に22日公開…

東海第2、防潮堤18メートル超 安全審査へ情報公開 日本原電

(4/22 19:29 時事通信配信)日本原子力発電は22日、東海第2原発(茨城県東海村)の再稼働に向け、原子力規制委員会に安全審査を 申請する内容の概要をホームページ(HP)で公表した。津波から原発を守るため建設中の防潮堤の高さを 引き上げ、18メートル以上に…

もんじゅ推進自信ない…原子力機構が意識調査

(4/21 10:48 読売新聞配信)大量の点検漏れが見つかった日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県)で、多数の機構職員が 「もんじゅのプロジェクトを進めていく自信がない」と考えていることがわかった。 機構が全職員(約3700人)を対象にした…

指定廃棄物処分場 初の大規模集会で町民「断固反対」 宮城・大和町

(4/20 6:10 河北新報配信)福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場の県内候補地3カ所の一つに宮城県大和町吉田の 下原地区が選ばれたことをめぐり、同町まほろばホールで19日、町民約1100人が初の大規模集会を開 き、建設の断固反対を訴えた。 集…

セシウム除去装置、強化へ 福島第1の汚染水処理 対象物質を拡大・東電

(4/20 16:32 共同通信配信)東京電力が福島第1原発で放射能汚染水からセシウム濃度を低減させる装置について、機能 強化を検討していることが20日分かった。セシウム以外の放射性物質も取り除けるように 改良し、タンクから汚染水が漏れた場合のリスクを減…

不正「有機」が横行、JAS違反 指導182件、非公表

(4/20 17:37 共同通信配信)日本農林規格(JAS)法で定められた有機食品ではないのに「有機」と表示し、2011年11月〜13年11月に 農林水産省が同法違反で指導した事例が182件あったことが20日、分かった。ほかに、福島県産を他県産 とした同法違反が18件あっ…

トリチウム、放出基準下回る くみ上げ停止井戸 福島第1

(4/20 18:38 時事通信)東京電力福島第1原発の地下水バイパス計画で使用するくみ上げ用井戸から、放出基準を超える放射性物質 が検出された問題で、東電は20日、くみ上げ停止中の井戸で18日に採取した水の放射性トリチウム濃度は、 1リットル当たり1200ベク…

「秋口までに検討」 玄海1号機 九州電社長

(04/18 20:27 時事通信配信)九州電力の瓜生道明社長は18日、東京都内で記者会見し、運転開始から39年目を迎えた玄海原発1号機 (佐賀県)について「秋口くらいまでには、経済性や工事の範囲を含めて対応を検討する」と語った。 政府が原発の運転期間を原則…

解除準備区域、年3ミリも 帰還後の個人被曝推定 内閣府

(04/18 20:42 時事通信配信)東京電力福島第1原発事故で、内閣府の被災者支援チームは18日、原発周辺の避難指示区域 に住民が帰還した場合の年間被曝量の推定値を公表した。職業など生活パターンを加味した 推定では、比較的放射線量が低い避難指示解除準備…

「凍土壁」に疑問続出 安全性の証明要求 規制委

(04/18 21:20 時事通信配信)原子力規制委員会は18日、東京電力福島第1原発で地下水が原子炉建屋に流入し放射能汚染水が増えるのを 抑えるため、周囲の土を凍らせる「凍土壁」について検討会で議論した。経済産業省資源エネルギー庁や 東電の説明に対し、規…

海洋放出の基準クリア くみ上げ地下水610トン 福島第1

(04/18 21:25 時事通信配信)東京電力は18日、福島第1原発で汚染前の地下水を海に放出する「地下水バイパス計画」で、くみ上げた 地下水約610トンの放射性物質濃度が放出基準値を下回ったと発表した。東電と公益財団法人日本分析セ ンターが今後1カ月程度、…

大飯原発、追加の耐震工事 再稼働、大幅に遅れ 関電

(4/19 11:20 時事通信配信)関西電力が、原発再稼働の前提となる新規制基準の適合性審査(安全審査)を受けている大飯原発3、4号機 (福井県おおい町)で、原子力規制委員会の指摘を受け入れて追加の耐震工事を実施する方針であることが 19日、分かった。追…

汚染水パトロールへ準備 隊長交代「風化」に挑む 結成4年目・福島原発行動隊

(04/19 14:38 時事通信配信)東京電力福島第1原発事故の収束作業を志願する退役技術者らによる「福島原発行動隊」が結成されてから 4年目に入った。「事故収束はわれわれの世代の責任」。放射能汚染水漏れなど深刻なトラブルが続く中、 隊員約700人は出番を…

放影研が米国に雨水送付 核実験の影響調査

(4/18 00:00 共同通信配信)日米共同で被爆者の健康調査をしている放射線影響研究所(放影研、広島市・長崎市)は17日までに、各国の 核実験による放射性降下物のレベルを調べるため、広島、長崎両市で採取した雨水を1985〜94年に米国の環境測定研究所に送…

解除準備区域、年3ミリシーベルト 個人被曝線量推計、除染長期目標超す

(4/18 05:00 朝日新聞デジタル配信)安倍政権が福島県の避難指示区域など3自治体で行った個人被曝線量についての最終調査結果が17日、 わかった。個人線量の測定結果に職業などの生活実態を加味して推計した。年内の帰還を目指す地域 で除染の長期目標の年…

原子力委見直し法案を閣議決定 政府

(04/18 11:59 時事通信配信)政府は18日、原子力委員会設置法の改正案を閣議決定した。原子力研究に対する助成など形骸化していた 担当業務を見直し、放射性廃棄物の処分や原子力の平和利用などに特化することが改正の柱。委員の人数 も5人から3人に削減す…

トルコとUAEへ原発輸出 原子力協定を承認

(4/18 12:34 共同通信配信)参院本会議は18日、トルコとアラブ首長国連邦(UAE)への原発輸出をそれぞれ可能にする原子力協定の 締結を与党と民主党の賛成多数で承認した。第2次安倍政権では初の承認。東電福島第1原発事故の収束に 見通しが立たない中、原…

13年度電力需要、3年連続減 電事連

(04/18 12:34 時事通信配信)電気事業連合会(電事連)が18日発表した2013年度の電力需要実績(速報)によると、電力10社の 合計販売電力量は前年度比0.4%減の8485億キロワット時と3年連続で減少した。東日本大震災後に 節電意識が高まり、家庭向けを中心に…

日本原電、来週にも申請へ 東海第2原発の審査

(4/17 02:00 共同通信配信)日本原子力発電が、再稼働に向けて東海第2原発(茨城県東海村)の規制基準に基づいた審査を、来週にも 原子力規制委員会へ申請する見通しであることが16日、関係者への取材で分かった。原電は17日に開く説明 会で原発周辺の11市…

「放射能汚染地図」の今

「放射能汚染地図」の今 木村 真三 (著) 講談社 2014/2/28発行この類の本はたくさんありどれを読んでよいかわからない、という方にお薦めする本である。理由としては、著者の木村氏が「測定ありき」という考え方だからである。測定結果は厳然としてあるもの…

災害時の偵察ロボ開発 原電が導入 千葉工大と日南

(04/17 12:10 時事通信配信)千葉工業大と試作品モデルメーカーの日南(神奈川県綾瀬市)は17日、災害時に現場を偵察できる ロボットを開発し、日本原子力発電の原子力緊急事態支援センターに導入されることになったと発 表した。日南は今後、後続機を開発…

民有地含め1カ所選定 千葉県内の指定廃棄物処分場 環境省

(04/17 18:12 時事通信配信)環境省は17日、東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む「指定廃棄物」の千葉県内での 最終処分場建設について、同県内の全市町村長に説明する会議を千葉市で開いた。民有地を含め県内全 域から候補地を1カ所選定す…

井戸1カ所でくみ上げ停止 地下水放出、基準値超 福島第1

(4/17 19:22 時事通信)東京電力は17日、福島第1原発で汚染前の地下水を海に放出する地下水バイパス計画について、くみ上げ用 井戸のうち1カ所で15日に採取した水から、放射性物質のトリチウムが1リットル当たり1600ベクレル検出 されたと発表した。放出の…